サスティナブルな社会構築を意識している弊社の事業についてのご案内です。
環境・農業(アグリ)
環境改善事業
第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)では、食糧安全保障強化と気候変動緩和のための持続的土壌管理手法として「4 per 1000 initiative(フォーパーミル・イニシアティブ)」が打ち出され、人為的な温室効果ガスの地球規模の排出に対する補償として、世界の土壌有機物(炭素)蓄積量を0.4%ずつ増加させることを目指すことになりました。
農地に良質な堆肥(炭素)を投入することによって土壌改善を行い、農耕地の風食や水食と止め、安全な食料生産を行いながら炭素固定量を増やして温暖化を抑制するという目標です。
一方、日本では「みどりの食料システム戦略」がスタートし、2050年までに有機栽培圃場を現在の0.5%から25%に伸ばすという目標が掲げられました。
その目標を達成には、圧倒的に良質な堆肥が足りません。
そこで弊社では、スギ・ヒノキの間伐材を用いたフミン酸・フルボ酸水溶液『HS-2Ⓡ』シリーズの製造に加え、全国で広がる廃校を有効利用した地域活性化の拠点創りプロジェクトを計画しています。
日本では人工林の約70%がスギ・ヒノキです。ところが、植林が行われているのは過疎化が進む山間地で、廃校の多いエリアでもあります。また近年問題となっているのが、そのまま放置され林地残材となった間伐材が水流をせき止め、大きな水害へとつながる可能性です。
弊社が実行しようとするのは、未利用の有機物(炭素)を堆肥化して土壌を豊かにしながら温暖化ガスを抑制する、残材の活用によって災害を予防するだけではなく、ひいては地域活性化にもつながるというプロジェクトになります。
さらに、フミン酸・フルボ酸水溶液『HS-2Ⓡ』シリーズの多岐に渡る生理活性機能を活かし、特定非営利活動法人「海の森づくり推進協会」の応援など、環境活動団体とのコラボレーションにも積極的に取り組んでまいります。
今後は「環境戦略と成長戦略のトレードオフの関係を解決する鍵は『HS-2Ⓡ』(腐植物質)にあり」と捉え、エビデンスを積み重ねてまいります。
バイオスティミュラント事業(アグリ)
『HS-2Ⓡ』シリーズのうち、農業用の『HS-2Ⓡプロ』は肥料でも農薬でもありません。
植物の生理を活性化することによって肥料の吸収効率を上げる、植物本来の力を引き出すことで免疫力が上がり農薬使用の削減につなげるといった、植物の生理刺激剤(バイオスティミュラント)です。
また、微生物の活性にも大きな力を発揮することから、堆肥の発酵促進や土壌有機物の分解促進にも活用されています。
土壌改良から育苗、定植、栄養生長、生殖生長といったあらゆるシーンで、また、減肥、減農薬、収量アップ、免疫力アップ、病気の予防など目的に合わせた使い方もエビデンスをもとに構築してまいります。
さらに、環境改善事業と併せ、緑化推進事業(公園、緑地、ゴルフ場、住宅緑化、屋上緑化など)の展開も視野に入れ事業拡大を目指します。
健康(ヘルスケア)
食品事業
化学肥料や農薬がなかったころ、豊かな土壌で育てられた農産物にはフミン酸とフルボ酸が含まれていました。
また、森から染み出たフミン酸、フルボ酸が河川や地下水を伝って飲用水に含まれるなど、人は無意識のうちに毎日、確実にフミン酸とフルボ酸が生活の中に組み込まれていました。
しかし、現代ではどうでしょう。開発によって減少した森が影響し、その恵みであった豊かな土壌が失われつつあります。
「食」という字は人を良くすると書きますが、私たちの体を作りそして活動するエネルギーは全て食によって成り立っています。
森によって育まれたフミン酸とフルボ酸は栄養素ではありませんが、栄養を取り込む力や腸内細菌を活性化する作用などが確認されるなど、健康に寄与する大切な成分です。
弊社は、ケミカルフリーで抽出した安全なオーガニック原料、『HuFufermeⓇ』の作用や機能を活かした食品の開発および原料としての供給事業を展開してまいります。
サプリメント事業
『HuFufermeⓇ』を配合したサプリメントは、すでに多くの方にご愛用いただき、喜びのお声も多数頂戴しました。
今後はそれらを集約し、機能性表示食品原料としての対応を可能にすべく、各訴求機能別のモニターおよび臨床試験を積み重ねる必要がありますが、最終的には機能性訴求型の原料として、普及拡大を目指してまいります。
また、これまではドリンク剤が中心でしたが、『HuFufermeⓇ』の熱変性を起こさないという利点を活かし、湿式造粒の際に使用する水に添加することで、顆粒や打錠といった商品への配合提案も進めてまいります。
美容(ビューティー)
化粧品事業
『HuFufermeⓇ』はそれ自体に香りや味がなく、無添加のオーガニック原料であることから、すでに基礎化粧品からヘアケア商品、口腔ケア商品などに幅広く採用されています。
海外でもその高い機能性が評価され、シリーズ化も進んでいます。
これまでに抗酸化作用、抗炎症作用、抗シワ作用といった効果の基礎的なデータを得て、現在作用機序の解明に向け、研究が進んでいます。
また、他のフミン酸、フルボ酸試料との比較を行うことで、『HuFufermeⓇ』の優れたキレート力も確認されました。
このことは、化粧品に配合されるさまざまな有効成分を掴み、取り込む力が高いという裏付けであり、農業における『HS-2Ⓡプロ』が肥料の吸収効果を向上させるのと同様です。
今後は、『HuFufermeⓇ』の直接的な機能性に加え、商品に配合する有効成分を効果的に引き出す力、それぞれの研究を深めます。
さらには、複数ある有益な機能のうち焦点を絞り、医薬部外品への道を計画してまいります。
医療(メディカル)
医薬品原料事業
現在、食品では機能性表示食品、化粧品では医薬部外品を視野に入れ、研究開発を行っている段階ですが、その延長線上には医薬品原料、あるいは医薬品中間体原料への展開があります。
ただし、医薬品の認可までの道筋には膨大な時間とコストがかかりますので、ある程度の段階からは海外の医薬品メーカーとのパートナーシップのもとに開発を委譲する計画を進めています。